外資コンサル式、疲労・ストレス回復術
こんにちはー!オクトパス足立です!
前回の記事では、コンサルタントの過酷な労働時間について紹介しました。これだけ働いていると、仕事による疲労がかなり蓄積するわけですが、非情なことに、我々与えられた回復期間は週に2日(しかも土日の片方は結局働いている!)しかありません。すなわち、金曜深夜まで働きヘロヘロな状態から、月曜から始まる激務ライフに耐えられる状態まで体力と気力を急回復させなければなりません。
戦略コンサルに転職して以来、”この仕事続けてたら死ぬんじゃね?”という脅迫観念もあり、様々な疲労回復方法を試行錯誤してきました。本日は私なりに現在実践しているベストな疲労・ストレスマネジメントの方法について、ご紹介します。
そもそもなんで疲れ切っているのか
コンサルタントの疲労の原因の一つが長時間労働であることは間違いないのですが、もう一つの原因として、業務上かなりのプレッシャーにさらされている点があります。
クライアントからのプレッシャー
コンサルタントが普段の業務上相対する相手は、クライアント企業の部長~役員クラスの所謂”偉い人”になります。このクラスの役職となると、事業単位を自分の責任で管理しなければならず、また、常に社長や役員からの無茶振りが飛んでくるので、課題が山積みになります。その中でも特に難しい部類の課題をコンサルティング会社に外注することになりますので、業務の難易度がそもそも高いです。
そして、コンサルティング会社はクライアントに高額な料金を請求しているので、顧客の期待値も高く、料金に見合う成果を絶対に上げなければならないのです
上司・社内からのプレッシャー
このような業務性質上、コンサルティング会社には絶対に成果を出すというプロフェッショナル意識の高い人材が集まります。新人だろうが、中途入社だろうが、絶対に自分の役割は全うしなければなりません。
また、外資系企業は能力が低いとみなされた場合はすぐクビになりますので、自分と部下のスキルを常に高めていく必要があります。そして、スキルを成長させる上で最も有効とされているのが、全力での仕事へのコミットと、上司の激詰めによるPDCAサイクルです。これを高濃度、高速で行うことができた者のみがコンサルタントとして生き残れるのです。
このような背景から、若手コンサルタントは、徹夜して作った資料がガラクタ認定され紙クズになってしまったり、連日深夜に3時間上司に詰められ続ける等かなりのプレッシャーがかかります
オクトパス式疲労回復術
さて、前置きが長くなりましたが、私の実践する疲労回復・ストレス解消術について、ご紹介していきましょう
回復の基本:寝る、運動、自然、栄養
疲労回復・ストレス解消方法として、お金をかけて突飛なものに飛びつく前に、まずは王道を抑えるべきです。疲労回復効果は科学的にも証明されておりますので、この4要素は欠かすことができません
寝る
何はともあれよく寝ることです。平日はどうしても睡眠時間が取れませんので、土日はしっかり睡眠時間を確保します。金曜夜は仕事が残っていたとしても土日の自分に託し、ちょっと早め(11時くらい)に寝て、朝は通常通り起きます。これでだいぶ正気に戻れます
運動、自然
起きたら一日の始まりに適度な運動を行います。30分くらいの軽いジョギングでも十分ストレス軽減効果があるそうです。さらに、自然を感じながら運動することで、ストレス解消効果が倍増するそうです。私は近所の川沿いや大きな公園周りを走ることが多いですね。ちなみに太陽光を浴びることも効果的ですので、日中の運動がオススメです
栄養
最後に栄養をしっかり取ることが重要です。外食続きだとどうしても野菜が不足しますので、私は毎朝ミキサーで自作のグリーンスムージーを作っています。材料は
バナナ
小松菜
トマト
にんじん
酒粕
甘酒(自家製)
ヨーグルト(自家製)
はちみつ
ミックスナッツ
朝からお腹たぷたぷですが、調子がよくなります。
また、昼ごはん、夜ご飯は”完全食”を取り入れることにしています。これは1食に必要な栄養素が全て入っているという触れ込みの商品で、水に溶かして飲む粉状のものだったり、パンやパスタの形状をしているもの等があります。コンビニ弁当食べるよりはよっぽど健康的かなと思い、取り入れています。
後は、栄養素を補うためにビタミン剤を飲むようにしています。ビタミンB群が疲労回復に良いそうですが、たしかに飲んだ翌日は少し気力が回復した気がしますね。
身体への介入による疲労回復法
鍼灸治療
コンサルタントは基本デスクワークになるので、肩とクビがめちゃくちゃこります。個人的に肩こり解消に一番効果があったかなと思うのが鍼灸治療です。医療用の針を首と肩まわりに20本くらい刺していくのですが、筋肉が刺激され、肩こりが解消します。
刺される瞬間はチクっとしますが、注射に比べれば全然痛くないです。一回1,300円
マッサージ
全身の疲労がピーク時にはマッサージに行くこともあります。が、施術者によって当たり外れが大きいのが難点ですね。そしてちょっと高い!ので最近はあんまり行ってないです。60分3,000円~
その他怪しい疲労回復法
アダプトゲンハーブ
ここぞという時に頑張りたい時には、エナジードリンクやカフェインなどが有効です。が、私は逆に、仕事で頭が興奮してしまい、なかなか寝られない状態が続いたので、飲むと落ち着くようなサプリメントがないか探していました。そこで見つけたのがアダプトゲンと言われるハーブ類です。飲むと気持ちが落ち着いていき、ストレス耐性を高めてくれると言われています。
私はアシュワガンダと言うハーブを常用しています。インドのアーユルヴェーダで使われている植物だそうです。筋肉増強効果もあるそうなので、筋トレ民にもおすすめですね。これでマネジャーに詰められた時のメンタル耐性が少し上がった気がしています。
このほか、カヴァやロディオラといったものもありますので、気になる方は調べてみると良いと思います。この辺も後でまとめて記事にしますかね。
ちなみに日本の通常のドラッグストアや通販では薬事法の関係で販売していませんので、越境ECサイトから個人輸入する必要があります。
頭蓋仙骨療法
今まで試したものの中で最も謎な治療でした。謎の回転する台に乗せられて、首や背中をトントントンと軽く触れられるだけなのですが、なぜか体の不調が解消します。息が詰まっていた感じが解消して呼吸が深くなる感じです。どういうメカニズムなのかは本当にわかりません。が、確かに効果はありました。(1回4,000円-)
まとめ
さて、私の実践する疲労回復方法をざっと紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。こんな理不尽な世の中で苦しんでいるサラリーマンの少しでも助けになれば幸いです。心身の健康はサラリーマンの一番の資本!
以上、オクトパス足立でした!
-
前の記事
【ブラック!?】戦略コンサルの残業時間は月140時間 2020.02.08
-
次の記事
アーリーリタイアという究極の働き方改革 2020.02.10