アーリーリタイアという究極の働き方改革

こんにちはー!オクトパス足立です!

今日は最近にわかに盛り上がりを見せている”アーリーリタイア”について取り上げて行こうと思います。

”後数十年も会社勤めをするなんて無理ー!”

という限界サラリーマン諸君にとって、会社勤め脱出のヒントになれば幸いです。

アーリーリタイアとは

アーリーリタイアは定年退職前の若い時期に会社を辞め、リタイア生活に入ることを指します。しかし、単に仕事を辞めるだけでは、収入が尽き、すぐに生活に行き詰まってしまいます。

このため、アーリーリタイアをするには、生活費がまかなえる程度の不労所得が入ってくる仕組みを整え、会社に頼らなくても生活ができる“経済的に自立した状態”を実現します。この上で、定年退職前に会社を辞め、その後は、不労所得をもとに生活をし、趣味を極めたり、会社を立ち上げたり、自分の好きなことをして生きていくことができるのです。

米国では、経済的自立と早期退職と組み合わせ”Financial Independence, Retire Early ”の頭文字をとりFIREムーブメントとして若い世代から支持を集めているそうです。会社からのクビを意味する”FIRE”と文字面が一緒なのも面白いですね。

経済的自立を達成するには

アーリーリタイアをするには、経済的に自立した状態を目指さなければいけません。収入が足りず、日々の生活に困ってしまってはまた会社勤めに逆戻りですからね。ここでは経済的に自立した状態に至る3ステップを解説します

生活水準を見直そう

経済的に自立した状態を目ざすには、まず、日々の生活費の見直しを行う必要があります。というのも、

日々の生活費が高い=たくさん不労所得を稼がなければいけない

ということになりますので、生活費が低ければ低いほど、経済的自立へのハードルが下がります。

ちなみに総務省統計局の実施している家計調査によると、2人以上世帯の平均支出金額はひと月あたり29万円だそうです。

出典:総務省統計局 家計調査

https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html#nen

オクトパスには家族がおりますので、個人的には30万円くらいの生活費をまかなえるくらいにしたいですね。

資産を持とう

では、月に30万円の不労所得を得るためには、どのくらいの資産が必要なのでしょうか。仮に、年率4%で資産運用できたとすると、9,000万円が必要となります。

以下に生活費と必要な資産額の対応表を作りました。ひと月の生活費が少なくなるほど、必要な資産額も少なくて済みますね。

月額生活費(万円)年額生活費(万円)資産運用利益(年率)必要な資産額(万円)
151804%4,500
202404%6,000
253004%7,500
303604%9,000
354204%10,500
404804%12,000

※計算を簡易にするため、投資にかかる税金については未考慮

ちなみに、米国株式市場の過去20年間の伸び率を見ると、平均して年率7%程度あるそうです。途中リーマンショック等の大暴落もありましたが、長期で見ると着実に成長しているのですね。今後の成長は多少鈍化するにしても、年率4%の仮定は結構固めかなと思います。

というわけで、経済的な自立を達成するためには、9,000万円が必要ということになりますので、なにはともあれこの金額を貯金と資産運用を駆使して作っていくことになります。お金欲しい。。。

収入を増やそう

さて、目標が決まりましたので、9,000万円に向けて資産を増やしていきましょう。高いハードルですが、このご時世収入を増やす手段は色々ありますので、どんどんチャレンジしていきましょう。

給与所得を増やそう

収入と聞いて一番イメージしやすいものは、会社勤めによる給与ですね。まずはここを増やすことを試みます。社内での昇進を目指して頑張るのも良いですし、年収アップを狙って転職するのも良いかと思います。

ちなみにオクトパス自身は日系シンクタンク→外資コンサルへの転職で年収が大幅に上がりました。コンサルティング業界は各社業績も良く、人手不足なので、年収アップを目指す人はチャンスです。

たまに、転職は怖い、外資系はクビになる!等の声を聞きますが、オクトパス自身は、定年まで務める気がなかったので、転職もウェルカムですし、外資でクビになったらクビになったでなんとかなるだろーと思っています(笑)

後は配偶者に働いてもらうことも収入アップには効果的です。やはりダブルインカムのブーストパワーはかなりのものです。

資産運用をしよう

お金を貯めたら銀行口座に眠らせておくだけでは勿体ないですので、資産運用をしてお金自身にも増えてもらいましょう。株、債券、不動産etcいろんな運用方法があるかとおもいますが、初心者にはインデックス投資信託をおすすめします。

インデックス投資信託とは日経平均やダウ平均等、代表的な指標に連動した値動きをする投資信託です。個別株よりも値動きが少なく、長期で見れば比較的安定的に収益を上げることができると言われています。

ちなみに私は米国市場のVTIやSPYD等買っていますね。この辺の話はまた別記事で。

副業をしよう

最近は副業を解禁する企業が増えていると聞きますし、給料所得以外の収入を得ることにチャレンジしてみてもよいかと思います。

会社に頼らずに収入を上げると、給与所得よりも税金を取られずに済みますし、何より独立に向けた基盤を作ることができるようになります。

こんなことを考えながら、私も激務の合間にせこせことブログを書いているワケです(笑)

知名度が上がれば独立した際にもネットワークが活用できそうですし、ブログのPVが上がれば広告収入も得られますしね。

オクトパスの野望

さてさて、こんな感じで支出の削減と収入の増加を組み合わせ、我が家では10年プランでFIRE計画を立てています。経済的自由を手に入れて、残りの人生は好きなことをして生きていけるようにしたいですね。

そして、FIREを達成した暁には、自分の手で何かの自分で何か事業を立ち上げたいと思っています。

本当は早く独立したいと思うのですが、やはり生活費がなくなるリスクには対処しないといけませんからね。そしてなにより、コンサルの今は修行期間ですので、今のうちに給料をもらいながらスキルをつけておかねばと思うわけです。

まとめ

さて、今回は経済的自由とアーリーリタイアについてご紹介しました。経済的自由を達成すれば働かなくても良いですし、働くにしても、嫌な仕事は一切せずに、好きなことだけで生活していくことができるようになります。まさに究極の働き方改革ではないでしょうか。

定年まで勤め上げる日本型雇用とは真逆を行くコンセプトですが、世の中にはこんな生き方もあるのだなぁという参考になれば幸いです。

また、本格的にFIIREを目指す方がいましたら、是非一緒に勉強・情報交換しましょう!

以上、オクトパス足立でした!